株式会社トゥーコネクトが販売するエアドッグ空気清浄機には3種類が要されています。
・X8 Pro
・x5D
・x3s
この3種類の違いを、下記に解説してみたいと思います。
エアドッグ4機種「x8Pro・x5D・x3D」の違い
3機種の違いが分かるように、下記に仕様表で表してみました。
機種名 | x8Pro | x5D | x3D |
---|---|---|---|
ウイルス除去効果 | 99,8%以上 | 99,8%以上 | 99,8%以上 |
適応スペース | 139畳/30分間(214m²) | 42畳/30分間(65m²) | 31畳/30分間(48.6m²) |
動作音 | 26~50.5dB | 22.3~1dB | 22.3~46dB |
センサー | ・AQIセンサー ・CO2センサー ・温度計 ・湿度計 |
・AQIセンサー ・CO2センサー |
・AQIセンサー光 ・人体センサー |
サイズ | 高76cm×奥38cm×幅38cm | 高65㎝×奥31.6cm×幅30.6cm | 高52cm×奥26cm×幅26cm |
重量 | 19.7kg | 10.7kg | 7kg |
エアドッグ X8 Pro
エアドッグ X8 Pro(プロフェショナルモデル)は、3機種の中でも最も清浄容量が大きく、空気の汚れ具合や二酸化炭素濃度を示すAQI&CO2モニターを装備しています。
139畳に及ぶ広いスペースを、たったの30分でクリーン化することができるため、主に企業や団体の広いオフィス空間に適しています。
その一方で、高さ76cm、幅38cmという大きなサイズや、19.7kgという重さは、比較的大きな機器の中でも重たい部類に入ります。
エアドッグ X5D
エアドッグ X5sは、3機種の中で中間に位置する集塵能力を持つ空気清浄機。
モニターは上部に搭載され、上方の光センサーによって汚れを感知するシステムを採用。空気清浄効果の範囲は42畳分(65m²)で、30分程度で集塵でき、99.8%のウイルスを除去することができます。
サイズは、高さ65cm、幅30cmと比較的大きく、重さは10.7kgという重さもあるため、家庭用としてはやや大型です。
おすすめな使用場所は、会社のオフィスや店舗、広めの会議室などに適しています。また、家庭用でも大きめのリビングなどにも使用でき、集塵効果が発揮される可能性があります。
ただし、効果の範囲は、物が散乱している室内では42畳分よりも狭くなる可能性があるため、注意が必要です。
エアドッグ X3D
エアドッグ X3sは、3機種の中で最も小型で、集塵能力を発揮する空気清浄機。
他の2機種と同様に、上部に円形のモニターを備え、光センサーを使って汚れを感知するシステムを採用しています。
空気清浄効果の範囲は31畳分(48.6m²)で、約30分で集塵することができ、99.8%のウイルスを除去できます。サイズは、高さが52㎝で奥行きと幅が約26㎝と、非常に小さく、重量も7㎏と軽いため、移動も容易です。
使用場所としては、比較的密集した場所での使用は避けるべきですが、31畳分の集塵効果が期待できるため、一般家庭での使用にも適していると思われます。
エアドッグ3機種に装備された機能
エアドッグ3機種に装備された機能には
・センサー
・ファンモーター
下記に、順を追って解説します。
TPAフィルター
エアドッグ3機種に装備されたTPAフィルターという、アメリカはカリフォルニア州シリコンバレーで特許取得された電磁波を利用したTPAと名付けられたフィルターを装備。
このフィルター交換無用というコストパフォーマンスに優れた特徴をもち、メンテナンスは月一ほどの洗浄を行えば、いつまでも使用できるというもの。余計な交換用フィルターの費用もかからないすぐれもの。
しかも、このフィルターウイルスなど99.9以上の確立によって除去する能力をもちます。
装着されたフィルターは、独自のテクノロジーによって作られた「集塵フィルター(TPAフィルター)」が中央に配置されており、「プレフィルター・オゾン除去フィルター」がそれぞれ前後に装着されています。
このTPAフィルターは、国内外のあらゆる空気清浄機よりも微細な0.0146μmの粒子まで除去することができ、空気を清浄化するだけでなく臭いにも無臭効果があります。
しかもこのフィルターには、「米国特許番号:US9868123B2/US9735568B」が付与されています。
X8 Proは、第三者機関による試験に合格し、主に病院、教育機関、公共施設などの広い範囲や混雑した場所で効果を発揮しているようです。X8 Proの最も特徴的な点は、TPAフィルターの構造であると考えられます。
TPAフィルターは、集塵メカニズムに電磁場を利用し、有害物質をプラスイオンで帯電させ、それを磁石に吸着する原理を応用して作られています。このため、フィルターの吸引力が衰えにくくなっています。
通常の空気清浄機のフィルターは、交換式が一般的ですが、TPAフィルターは定期的な手入れをするだけで、半永久的に使用できるため、フィルター交換の費用を抑えられます。
また、通常のフィルターがろ過システムによって機能するのに対し、TPAフィルターは、電極版に付着した汚れをキッチンの洗剤を使用して水洗いすることで、清掃が可能です。つまり、コスト面でも環境面でもダブルスコアで優れた製品と言えます。
センサー
エアドッグは、3機種いずれも組み込まれているセンサーが違います。以下では、搭載されているセンサーの種類の違いについて説明します。
大気センサー
エアドッグには、機種毎に違うセンサーを搭載。全部の機種に搭載されるセンサーは、AQIといわれるセンサーで、空気の汚れ具合を計測します。
X8ProとX5Dの2機種には、室の二酸化炭素量を調べられるCO2センサーも装備。そして、X8Proでは温度センサーや湿度センサーも搭載されており、換気の目安をモニターやアラームで知らせてくれます。
大気センサーに至っては取り外しができ、面倒と思える本体移動など簡単に設置場所を変えられるのも魅力の一つです。
光&人体センサー
光&人体センサーは、室内の明るさや周囲の人の存在を感知し、X3Dにのみ搭載されています。
もし人がいない場合や室内が暗い場合は、自動的にモニター表示と足元のライトがオフになります。
しかし、人が近づくとライトが点灯し、室内が明るくなるとモニター表示がオンになる仕組みとなっています。
ファンモーター
3機種に取り付けられたファンモーターは、実際に製品を使用されているユーザーからのフィードバックによると、3つのモデルの中でも大・中・小といったサイズのうち、いずれも採用されているファンモーターは静音性に優れており、多くのユーザーから「静かだ」という好評価を受けているようです。
操作方法を操作する
エアドッグを操作する場合は、本体の電源ボタンを押すことでモードを変更することができます。
また、アプリを使っても操作が可能です。旧型のX3sとX5sに付いていたアプリ機能がなくなってしまいましたが、遠くからでもリモコンで操作することができます。
3機種をおすすめできる人
3機種のおすすめできる人を、機種別に端的に紹介します。
X8Proがおすすめできる人
X8Proは、換気やエアコンの設定などの目安が簡単に把握でき、空気清浄力も3つのモデルの中でも最高レベルです。そのため、人が密集しやすい施設や店舗、オフィスなどで使用することをおすすめします。
X5Dがおすすめできる人
X5Dは、店舗などやや広めの場所や、自宅のリビングでも賄え、さらには子供部屋に至っての広い空間の部屋でも対応でき、自宅の少し狭い部屋でも高い吸引力で、かえってパフォーマンスに優れた使い方をモゾ間れている方におすすめかもしれません。
X3Dがおすすめできる人
コンパクトなX3Dにしては、自動ライト切り替え機能があり、寝室や子供部屋に設置するのに最適な選択肢を希望している人にとっては、願ってもない空気清浄機になりそうです。
まとめ
今回は、Airdog(エアドッグ)の空気清浄機X3D、X5D、X8Proについてご紹介しましたがいかがだったでしょうか?
もし、どのモデルを選べばいいか迷っている方や、エアドッグの空気清浄機がどのようなものか知りたい方に役立てていただければ幸いです。
また、X5Dの前機種であるエアドッグの空気清浄機X5sについても、フィルターの手入れ方法などについてレビューしていますので、合わせてご覧いただければと思います。