
毛穴の汚れが原因で体臭が気になっていると調べていたら、人気のあるアラミックというシャワーヘッドと、テレビでも有名なミラブルというシャワーヘッドに出会いました。
この2つのシャワーはちまたでも人気で、私の周りにも使っている人がいますが、どちらも多くの人が興味を持っているように思います。
そこで、どちらにも興味を持たれている方に、アラミックとミラブルの違いやそれぞれのメリット・デメリットを調べて掲載してみようと思います。
参考になれば幸いですが、2つの違いを下の比較図でまとめましたので、今後の参考にしてくださればと思います。
アラミックとミラブルの違いを掲載してみた!
製品名 | 3Dシャワー サロンスタイル・プレミアム(SS-X1A) | ミラブルplus |
---|---|---|
バブル水 | ナノバブル | ウルトラファインバブル |
塩素除去作用 | 100% | 80% |
節水効果 | 50% | ・ストレート:約25% ・ミスト:約60% |
ストップスイッチ | あり | なし |
ヘッド角度調整機能 | あり | なし |
サイズ | 幅7.9×奥行6.7×高さ25.5cm | (約)全長160mm×全幅70mm |
重量 | 265g | 162g |
希望小売価格 | 13,500円 | 44,990円 |
製造 | 日本製 | 日本製 |
バブル水の違い
アラミックとミラブルの違いは、水質に影響を与えるという点です。
アラミックはナノバブルであり、ミラブルはウルトラファインバブルを放出します。これらは名称こそ異なりますが、どちらも直径0.001㎜=1μm(マイクロメーター)以下の極めて微細な気泡を含む水流を生み出します。
そのため、これらのシャワーを浴びることで、超微細な気泡が毛穴の汚れを浮き立たせ、美肌効果を得ることができる可能性があります。
ただし、シャワーだけで皮脂のヌメリを完全に落とすことはできませんので、注意が必要です。
超微細な気泡を含んだシャワーを浴びることで、石鹸だけで落とすよりも汚れがより良く落ちるという効果があります。しかし、コマーシャルで見かけるようなマジックが綺麗に落ちる光景は、油分が完全に落ちているわけではないことに注意しましょう。
シャワー自体が汚れを完全に落とすわけではないため、過度な期待は避けるようにしたいものです。
双方の塩素除去効果の違い
アラミックの塩素除去システムは、シャワーヘッドにビタミンCをセットできる専用カートリッジがあります。ビタミンCをセットすることで、残留塩素濃度を100%除去する効果があります。
ミラブルの塩素除去システムは、ハンドルの根元にトルネードスティックと呼ばれるアイテムを別途購入して取り付けることができます。トルネードスティックには亜硫酸カルシウムが含まれており、取り付けることで水道水の残留塩素が約80%除去できると言われています。
水ストップスイッチの違い
アラミックのブリップ部に便利なストップスイッチが付いています。このスイッチは、使用中に蛇口を止めずに手元で簡単に止めることができるセーフティバルブ機構を内蔵しています。
セーフティバルブ機構とは、圧力を和らげる安全弁です。蛇口のように合金などでつくられている場合圧力がかかっても平気ですが、スイッチ周りの構造が弱い材質の場合は、急に止水すると破損する恐れがありますが、急激な止水にも耐えれるようスプリングなどを利用した安全装置をいいます。
ただ、使い方には注意が必要です。スイッチを頻繁に使用すると、ヘッドと蛇口のホース間へ圧力が加わり付け根部分から水漏れが生じる可能性があるため、頻繁なスイッチ操作は避けたほうがよさそうです。
また、お風呂場から出る際には、手元のスイッチではなく蛇口側で止めることを忘れずに行う必要があります。
首振り構造の違い
アラミックにはヘッド部分に首振り構造が設けられています。
上下48度、左右360度自由自在に角度を変えることができるので、狭い浴室でも自分に合ったシャワーポジションを設定しやすく、自分で位置を変えなくても良いので、とても重宝します。
節水効果の違い
アラミックの場合の節水効果は50%となっていますが、アラミックから出る水量は非常に多く強力です。
そのため節水効果があるかどうか疑問に思いますが、散水版に設けられた穴に秘密があるようで、勢いが高くても節水効果が50%を達成されているようです。
しかも、勢いのある水力のおかげで浴室内の掃除の際にもとても便利です。また、勢いがあるため天井にも届き、掃除がしやすくなります。
ミラブルは水質を変更できるミストやストレートといった、水の出が増減されるシステムを採用しているため、ストレート時の節水効果がミラブルプラスでは25%、ミスト時の場合は60%まで節水効果が実現されるそうです。
重さによる使用感覚の違い
重さによる2つの使用感覚の違いは、ミラブルのヘッド部分はブリップと比べてやや重いと感じますが、全体的な作りはプラスチック素材であるため、重量感はあまり気にならないと思います。
一方、アラミックは約100gも重く、持っているとかなりの重さを感じるようです。
ユーザーレビューにもあるように、アラミックのヘッド部分にはビタミンC剤が入れられているのも重さを感じる分部かと思われます。
また、ヘッド部に設けられたビタミンC剤のケースには常に水がたまっているため、ヘッドを下げて水を抜く必要があります。これは少々手間がかかると感じます。
製造国の違い
アラミックとミラブルがつくられた国の違いは、ありませんでした。共に日本国内で製造された安心できる正真正銘のmade in Japanのシャワーでした。
自社開発にこだわりを持つアラミック社は、1986年に設立され「今までにないものを生み出す」という理念とともにモノづくりに取り組んでいる会社。
”今日よりちょっとすてきな明日へ”という思いを抱きながらつくられた、アラミック製品の良さが伝わってくるようです。
ミラブルを製造している株式会社サイエンスは、2007年8月に大阪市淀川区西中島に本社を構え、水に関する製品であるシャワーやお風呂で使用するミラバス、さらにはキッチンで使用するミラブルキッチン、配管されている元の給水パイプに取り付けるサイエンスウォーターシステムなどを製造販売しているようです。同社はメディアでも注目される企業です。
まとめ
アラミックとミラブルの違いには、シャワーヘッドの形状や止水装置、バブル水質や節水効果、さらには塩素除去機能など近しい部分の違いがありました。
なかでも、首振り機能があるのとないの違いは、使っていく中で差が出てくる部分かなとも思いましたが、下記に、違いを書き出してみました。
アラミック:100%
ミラブル:80%
節水効果
アラミック:50%
ミラブル:ストレート(25%)・ミスト(60%)
ストップスイッチ
アラミック:あり
ミラブル:なし
ヘッド角度調整機能
アラミック:あり
ミラブル:なし
サイズ
アラミック:幅7.9×奥行6.7×高さ25.5cm
ミラブル:(約)全長160mm×全幅70mm
重量
アラミック:265g
ミラブル:162g
希望小売価格
アラミック:13,500円
ミラブル:44,990円
上記のデータをみる限り、アラミックが優位に感じまたりもしますが、いかがでしょうか?
ただ、希望小売価格の場合、今のミラブルの販売価格は、アラミック同様の値段で売られているようです。理由は、ミラブルゼロが新発売されたせいでしょう!
なので、「ミラブルを購入したかったけど高いから手が出なかったよ!」という人は、今が買い時でおすすめかもしれませんね。
まっ何はともあれ、共に日本製ということで安心して購入して使用できる点が大きなポイントかと思います。
ただ、使用した人たちの口コミ内でいわれている部分の良いところや悪いところを参考にしなければなりませんよね。
しかも、人気商品につきものの偽造商品などが横行する事態も懸念される部分なので、購入する際は注意が必要かと思われます。